ToHeart2 -AnotherDays-

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ブランド Leaf
発売日 2008年02月29日
ジャンル AVG(18禁)
原画 カワタヒサシ / みつみ美里 / 甘露樹
シナリオ 枕流 / 三宅章介 / 菅宗光
音楽 松岡純也 / 石川真也 / 下川直哉 / 中上和英 / 衣笠道雄
ムービー スタジオ・ファンタジア

シナリオ

新作と銘打っていたけど、あきらかにファンディスク。
TH2のように、真面目で王道な話を期待してたら痛い目見るかも。
FDとして見れば、結構楽しめる。
主人公、貴明の性格がだいぶ変わってた。
ギャグ用の性格設定になってる。頭悪かったり、
うざいリアクションとるときがあるので、人を選ぶ。
今回もヘタレなんだが、前回以上にヘタレが多い。
もうそれを売りにしてるし開き直ってる。

テキスト

貴明のセリフや流れにいらつかず、いかに楽しめるかで評価が変わる。
雄二のセリフからも、あきらかにはっちゃけてますってが分かるし、
FDとして見て、序盤のアホな展開についていければ大丈夫。
ウィンドウ形式になったせいか、TH2よりもセリフが多く感じる。
それでも他のゲームと比べたら少ないほうか。

グラフィック

さすがというべきか、塗りも綺麗で問題なし。
枚数は少なめ。各ルートも長くないし、こんなもんかも。
背景はほとんど使い回し。
新規背景は少し。
新規背景も塗りは綺麗で、既存背景との差はない。

立ち絵

秋服差分が増えたくらいで既存キャラは基本使い回し。
ヒロイン昇格キャラは表情が他ヒロイン並に増えてる。
ウィンドウ形式になったからか、立ち絵の演出が多くなった。

音楽

新規キャラのテーマ曲以外はほとんど使い回し。
EDの「コスモスのように」が好き。前もそうだったがEDのほうがいい曲だわ。

操作性

スキップ速い。
セーブスロット99個。
ロード時バックログ生きてる。
バックログがテキストだけでなく、BGMと立ち絵、背景も戻る。
総じてなかなかいい部類。
TH2と違い、場所選択が極端に少なくなったので、再プレイも楽になった。
バックログで全部戻るのはいいね〜。こういうの他でも欲しいや。
ボイスを次のテキストで切るか、次のボイスで切るか、次の同じキャラのボイスで切るか選べる機能はいいね!
ボイスを全部聞く身としては、ボイス聞きながら次の地の文読めるので時間の節約になる。

ムービー

最初TH2の使い回しかよ!!!と思ったら見事騙された!!!!!!
TH2のOPをパロってTH2ADのキャラでうまく作られてる。
ノリはコメディ調。
今作は起動してロゴの後にムービーが流れないので、ムービーだけ見たいときめんどくさい。
まぁ抜き出せばいいんですけどね。

以下ネタバレあり↓↓↓↓↓↓

キャラ別感想

まーりゃん先輩  CV:小暮英麻

徹頭徹尾ギャグだった!!!!!
もうなにがなんだか……まぁまーりゃん先輩だし、しかたないか。
1600万スコピルでおかしくなって期待したのに、見事裏切られたし、
痴漢ごっこでもいい感じになってきて期待したのになにもないし、
恋愛模様皆無だし、エロもなくてよかったんじゃないかとすら思う。
あるならあるで、ささらとの3Pがないのが気に入らんし。
まーりゃん先輩のあのキャラを持続したまま、
真剣に恋してエロまで持っていくのは無理ってことですかね。
終わり方はまーりゃん先輩にしてはこじんまりとしてるかも。
しかしるーこはおいしいところ持っていきすぎだろ!!!!
ここまではちゃめちゃなら、いっそのこと最終兵器彼氏・タカコちゃんも出したんだから、分岐で雄二ルート作ってくれればいいのに……

吉岡 チエ  CV:太田佳織

まさか貴明を上回るヘタレが現れようとは……
さすがの貴明もヘタレてられずに、特攻して青姦でレイプまがいのこともするわ!!
貴明はただ女が苦手なだけのヘタレだが、
よっちは男が苦手で、胸のことでいじめられていたが、開き直ったことにより、いじめはなくなったが、女としても見られなくなり、その後、処世術として馬鹿でおせっかいキャラを確立した。自分が恋ができない代償行為として、よっちの理想であるこのみの恋が叶えば自分は幸せになれると信じている。
なんとも人としての深さに雲泥の差があるわ。
よっちのは好意的に解釈できるし、しかたがないとも思うが、
貴明のほうがただ男として駄目なだけだしな。。。
シナリオはとっても王道だった。
このみと貴明と恋のキューピット役のよっち。
なんというかすごく学生っぽい。
このみが当て馬にされて、どろどろした展開も予想してたが、
このみがあまりにも純粋すぎて良い子過ぎた!!!!!
結局よっちの独り相撲だったってのは、実にTH2らしくてよかったね。

山田 ミチル  CV:笠原あきら

一人だけうたわれファミリーがいるんですが……ロクってクロウだろ、もう。
ちゃるがあそこまでアピールしてるの、得意の鈍感力は発揮してぐだぐだしてて辛い。
たまにかっこいいことするのに、他は常にヘタレてるからなんとも。
どうくっつくにしても、一度かりそめの恋人同士をなくす必要あったし、
ロクが一人で暴走、もとい回してくれたから、結構スマートな出来かも。

菜々子  CV:阪田佳代

18歳以上でこの容姿なのに大丈夫なのに、真性ロリだと案外きついな。
他のヒロインに比べて突出してマジロリだからかもしれない。
積極的に攻略していっているのに、最終的には待ってくれで、
他のヒロインのような立ち位置に収め、ストックが一人増えた感じ。
エロがなかったのはなんだかな。
数年後でもいいからやればいいとも思うが、モンキー貴明が付き合ってからヤるまで数年も待つことなんてありえないから、返事に数年待たしたことになるから印象悪いか。でも印象なんていまさらか(ぉ

河野 はるみ  CV:成瀬未亜

はるみはロボットの体を持った人で、
ミルファは人の心を持ったロボットてことか。

はるみがメイドロボである自分を嫌っているのなら、
自分を否定して、心、恋のみを信じて人になろうとするのなら、
遅かれ早かれ現実につぶされていただろう。
帰結する場所に帰結した感じだな。
ミルファは自身がメイドロボだと自覚した上で、
人ではなく現実の自分で恋され恋するのだから、無理はない。
記憶がなくなってからは勢いがなくなったけど、いい構成だと思う。
ただ、エピローグかその手前にエロシーンを入れるべきだな。
エロシーンは一種の区切りとして働くので、ないならないで締まらない。

HMX-17c シルファ  CV:風音

一体誰がこのキャラ設定を予測しただろうか。
事前知識では無口っ子だと聞いていたのに、
実は舌ったらずで、天邪鬼で、嘘つき、ツンデレのようで子供。
インパクトでかすぎです!!!
そのせいか、TH2AD内で一番好きなキャラ!!!!
ダンボールの中で体育座りしてるのが一番好きなCG。
シナリオはメイドロボの制約における不安。
はるみのほうは人かメイドロボかだったが、シルファはご主人様登録での問題。
イルファさんに既に解説されていたのに、不安になりヘタレて、シルファが我慢できなくなっての繰り返し。
シルファが不安を吐露して、貴明が決心する流れなので、貴明なにもしてない。また女任せだよ、ヘタレめ!
シナリオ自体は普通なので、いかにシルファを楽しむかに掛かるか。

小牧 郁乃  CV:神崎ちろ

エロがなく、ツインタワーの別れまでだったらいいシナリオ。
エロははっきりいっていらない。不自然だし空気読んでない。
モンキー貴明は置いといて、いいんちょの株がエロになると急落するな。
郁乃の心情なんかはおもしろかったから、貴明の心情も欲しかったな。
郁乃だけEDが3つもあるが、病院で会い部屋の人に会う寸前で終わるのがいいな。
プレイヤー巻き込んでまでバウム出す必要性ないし。

このみ&環  

エロ担当シナリオなので、エロテキストで評価する。
長さは十分だが、ムダに長いとも言える。
声があえぎとちゅぱ音ばっかでつまらない、眠くなる。
エロ担当を自称するなら卑猥なセリフが欲しいところ。
このみの中の人は下手。
経験が少ないのだろうが、ちゅぱ音下手だし音量低い、そのくせあえぎ声は高すぎてめんどい。
タマ姉の中の人と比べると差は歴然。

柚原 春夏  CV:本多知恵子

最後はドタバタ劇になったけど、春夏さんがうまくまとめたね。
しっかり告白させたし、返事もした。その後の収集も綺麗だったし。
大人の女の力を見た感じ。
実にうまく春夏さんルートを作ったと思う。
夫もちゃんと絡めてきて、最後まで夫を愛しているのも示したし。
不倫やエロやっちゃうとTH2じゃないしね。

総評

良作水準のファンディスク。
FDにしてはボリュームあるが、フルプライスだし相殺。
FDらしく軽いノリで、はっちゃけてるから、それを受け入れられるかどうかで評価が決まる。
個人的には、キャラの面子からいってFDらしいノリで来ると思ってたので、十分楽しめた。
シナリオ的にはよっち、はるみ、シルファが好き。
残念だったのが、まーりゃん先輩と郁乃。
全部終わって見ると、TH2で既に登場していて、
キャラ設定の縛りが多そうなキャラほどシナリオが良くないわけか。
もともとサブキャラだし、ここらへんが限界なのかもな。
新キャラにしても、貴明の性格をある程度変えないとうまく動かせないのだろう。
貴明の性格を固持し変えないのと、変えてでもヒロインキャラを活かすのとでは、後者を選ばざるを得ないだろうし。